自分一人で対処しない！新人看護師にありがちな報連相トラブルと回避方法

報連相は言わずとしれた仕事上の情報伝達、「報告・連絡・相談」です。社会人として最初に研修などで教わることが多い概念ですが、実際の現場ではなかなかタイミングがなく相談しづらい、悪いタイミングに相談してしまって怒られ、苦手意識がついてしまうといった問題が生じています。

特に忙しさに並みのある看護師では、どんなタイミングで報連相を心掛ければいいのでしょうか。

看護業務における報連相で覚えておきたいことは、「悪いこと、突発的なものは最優先で報連相する」です。特に突然起こったトラブルには、つい自分だけで対処しようとしがちです。

そこで誤った対処をしてしまうと即座に、あるいは数時間後に状況を悪化させてしまうことがあります。トラブルが起きた時点で先輩を頼りましょう。

緊急のケースはどうあれ最優先で報連相をすべきですが、平常時はまた異なります。平常時に把握しておきたいのが、「先輩や上司はどのタイミングで報連相するのを望んでいるか」です。

これはその現場に就職した初日など、早い段階で聞いてしまいましょう。あらかじめ聞いておくことで、先輩や上司の忙しいタイミングだと知らずに相談してしまう事態が避けられたり、先輩や上司自身も「この時間に報告があるかもしれない」という心構えができます。

先輩や上司もまた看護業務に携わっている以上、突発的に忙しくなるケースもあるので、上記のような緊急事態以外では報連相を後回しにしましょう。