タイミングや優先順位など看護師は報連相のプロ!
入院施設のある病院で勤務している看護師は、申し送りをしています。看護師を含めた医療従事者は、大きな組織になればなるほど報告・連絡・相談が必要不可欠です。看護師が報連相をする時に注意する点について一般の社会人にもメリットがあるポイントがたくさんあります。
報告・連絡・相談の頭文字をとって報連相(ホウレンソウ)と呼ばれる社会人マナーは明確な技術としてではなく組織で業務を行う時に円滑にするための文化として日本独自で作られたものです。
看護師は、報連相について完結で時間をかけずに相手に伝えるように工夫しています。これらの技術を身に着けるには、先輩をみならったり指導されたり自分で練習することもあるそうです。
報連相をするタイミングは、早い方がいいといわれます。確かに時間がたってしまう報連相はデメリットになってしまう可能性があります。しかしお互い勤務時間中に相手が忙しければ躊躇してしまう事もあるでしょう。
原則はできるだけ早く、ですが内容によっては優先順位をつけるべきです。大切なのは相手とのコミュニケーションが取れているか、共通認識が一緒かどうかで決まります。例えば、上司と報連相をするタイミングをあらかじめ決めておくとか、大きな業務をする過程で、小さな区切りをいくつも作っておくのです。
これなら、自分の中でも緊急のものと後回しにできるものを分けて考えられます。なぜなら、報連相は相手が必要な情報を必要なタイミングで受け渡しするためにあるからです。